「在宅ワーク未経験者」や「在宅ワーカー初心者」のうちはあまり意識しないポイントですが、在宅ワークを長く続けていると、在宅ワーク求人サイトで募集されている仕事(案件)や、その仕事を募集しているクライアントにはアタリハズレがあることが分かります。
それは作業内容と比較して報酬が安かったり、やり遂げるために多くの労力が必要な仕事ということではなく、『キャリアアップや次に繋がる仕事&クライアントか?』という基準です。
今回は在宅ワーク初心者の方のために、応募案件の選び方のコツや良いクライアントと出会えるコツについてご紹介します。
漠然と在宅ワークを続けるのではなく、本ページで紹介したポイントについて意識していることで、半年や1年後に立っている位置が同時期にスタートした他のワーカーとは全然違うはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
在宅ワーカーにとってはどんな仕事が良い仕事?

では、具体的に在宅ワーカーにとって”良い仕事”とはどのようなものかを具体的にご紹介します。
長期の仕事や定期的に発生する仕事
在宅ワークはひとりで自宅で行えることがメリットですが、一般社会でいうところの「営業活動」は必要です。とはいっても、在宅ワーカーが外に出て誰かに会ったりするわけではありません。在宅ワークの営業とは在宅ワーク求人サイトで自分のやりたい仕事を見つけて、それに応募することです。
私は飽きっぽい性格のため、一時期は1週間~1ヶ月の仕事に限定して応募していたことがありました。実際に求人サイトで募集されている仕事を見て回ると、半数以上は1ヶ月以内に終わってしまう仕事です。
そんな案件ばかりに応募していると、年中仕事を探すことになってしまいます。それに気に入った仕事が見つけられなかったり、応募した仕事の全てに落選してしまうと収入がゼロになってしまいます…。
そのため、在宅ワークを安定した環境で行いたい、または安定収入を得たいのであれば、長く続けられる仕事を選ぶことはすごくメリットがあることなんです。
さらに、長期の仕事をしていると、クライアントから「タメになる&ありがたいアドバイス」をもらうことが時々あります。ですが、短期の仕事だとそういうこともほとんどありません。もう会わない相手にわざわざアドバイスする人は少ないですからね。
スキル的に少し不足している仕事
仕事の幅を広げるためには、新しいことに挑戦しなければいけません。
とはいっても仕事時間外に、勉強のための時間を取ることはものすごく大変です。それに勉強する時間を在宅ワークに使えばお金が発生するわけですから、なんだか損した気分にもなります。そんな問題を解決してくれる一石二鳥の手段が「スキル的に少し不足している仕事」に挑戦することです。
「スキル的に少し不足している仕事」に応募すると強制的に勉強しないといけない環境ができるので、お金を稼ぎながらスキルアップを計ることができます。それに、仕事だと思って勉強すれば、甘えもなく効率的に学習できます。
ただし、やり遂げられるか分からない仕事に挑戦して、期限までに納品できないことはトラブルの元です。そのため「頑張れば何とかなる仕事」でなければ応募してはいけません。
例えばライターの仕事で、投資関係(株やFX)の専門知識はなくても、ネットや本で調べれば何とかなりそうな仕事であれば、思い切って応募してみるのも良いでしょう。ですが、英語もできないのに、翻訳の仕事に挑戦するのは無茶すぎますね。
良いクライアントを見分けるコツは?

“良いクライアント”といっても人によって評価基準が様々なので、ここでは「多くの仕事を持っているクライアント」とします。
多くの仕事を持っているということは、長期の仕事も多く抱えていて、沢山の人を雇っているためにサポート体制も万全。さらには資金も豊富なために、報酬額も高く設定されているからです。
そんな”良いクライアント”が募集している仕事にはいくつかの特徴があるので、ここでご紹介します。
作業説明文に「自メディア名」や「運営サイトのURL」が記載されている
多くのメディアを運営しているクライアントは、応募者に具体的なイメージを持ってもらうために、運営している「メディア名」や「サイトのURL」を記載しています。そのため、募集案件の作業説明文を見れば、”良いクライアント”かどうかがすぐに見分けられます。
- ポイント:作業説明文に「運営メディア名」や「運営サイトのURL」が記載されている
仕事の作業内容が分かりやすい
在宅ワークを長く続けていると、募集されている案件には「細かく作業内容が説明されている」仕事から、「具体的に何をやってほしいのか分からない」仕事まで、募集者によりかなり説明文に差があることに気づくでしょう。
そんな中で”良いクライアント”が募集している仕事は、応募前に読める作業説明文が「作業の流れや内容が具体的にイメージしやすい」文章になっています。
なぜなら、多くの仕事を抱えているクライアントは「募集慣れ」していて、応募側がどのようなポイントについて知りたいかをよく理解しているため、分かりやすい内容の作業説明文になっているためです。
- ポイント:作業説明文を読むと具体的な仕事のイメージができる
良い仕事&クライアントが得られやすい求人サイト
以下でご紹介する2つのサイトは、私も利用している日本有数の在宅ワーク求人サイトです。在宅ワーカーからの信頼度も高くて、日本中から多くの仕事が募集されています。当然、”良いクライアント”も多く集まるサイトです。
初心者にも優しいBizseek(ビズシーク)


Bizseekは「初心者でも始めやすい仕事」が多く揃ったサイトです。
分かりやすい画面で、初めての利用者のための「仕事を始めるまでの流れが詳しく説明されたご利用ガイド」が用意されている、在宅ワーク初心者に優しいサイトです。実名登録が基本のため、仕事依頼者からの信頼を得られやすく、他の求人サイトよりも良い条件の仕事が得られやすいのも特徴です。
仕事の採用競争率もクラウドワークほど高くないため、ここから在宅ワークをスタートする方も多いサイトです。
公式サイト:信頼できるクラウドソーシングサイト【Bizseek】
圧倒的なお仕事の募集数が魅力のクラウドワークス(CrowdWorks)
クラウドワークスも業界大手の在宅ワーク求人サイトです。
「圧倒的な仕事の募集数」と「使い勝手の良い仕事検索機能」が特徴です。在宅ワーカー同士がコミュニケーションを取れる「おしゃべりルーム」が用意されていて、分からないことを先輩ワーカーに相談できる”場”があるのも心強いです。無料会員登録しておくだけで、自動で自分に最適な仕事を登録メールアドレスに送信してくれるのも便利!
在宅ワークにどんな仕事があるのかをチェックするためにも、「クラウドワークス」に無料会員登録してみましょう。
公式サイト:日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
すぐに良い仕事&クライアントと出会えるチャンスは多くはない
良さそうな仕事&クライアントに見えても、在宅ワーカー側に募集されている仕事を行うだけのスキルや実績がないと、向こうも振り向いてはくれないでしょう。そのためには、ある程度の実績が必要になります。
本サイトでは実績の作り方についての紹介ページも用意しましたので、参考にしてくださいね。