在宅ワーク初心者のうちはまだ仕事の内容もハッキリとイメージできません。
そのため
「どんな失敗をしてしまうか分からずに不安…」
「想定していたよりも難しい仕事かも…」
「慣れない仕事だから怒られることも多いかも…」
と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。私もそうでした!
たしかに在宅ワークを行なっていると、ときには大きな失敗をしたり、誰かから怒られたりすることがあるんですよね。しかし、失敗を恐れていては何も始まりません!
というわけで、今回は私が過去にやってしまった校正の仕事での失敗談をご紹介します。「こんな失敗もあるんだなぁ~」と笑っていただければ幸いです。
その前に…校正ってどんな仕事?

校正とはライターさんが執筆した記事の確認を行なう仕事です。具体的には、書かれている文章の誤字/脱字や不適切な言い回しがないか、事実に反することを書いていないかをチェックして、誤りがあれば修正する仕事のことです。
記事はテキストファイルで作成されているので、作業はパソコンとネットが使える場所ならどこでも可能です。
実は校正の仕事は在宅ワーク(クラウドソーシング)の求人サイト上であまり募集されていません。では、なぜ在宅ワーカーの私が校正の仕事を行なっていたかというと、以前ライターの仕事でお世話になったクライアント(仕事の募集者)から「校正の仕事もしてみない?」とお誘いを受けたからです。
文章力さえあれば誰でもやれる仕事なのですが、応募者の実力を簡単にはかる手段がないため、求人サイトではあまり募集されない仕事のようです。
どんな記事を校正していたの?
私が校正作業を行なっていたのは、月間訪問者が100万人を越えるWebメディアの記事でした。そのサイトでは流行の洋服や小物が毎日紹介されていて、多いときには月500記事が投稿されていました。
そのため、そのサイトだけでお抱えのライターさんが100人以上いて、彼らが作った記事を校正する仕事がたくさんありました。
詳しい作業マニュアルも用意されていたので、初心者だった私でも校正の仕事にすぐに慣れることができました。ひと月に自宅で50時間ほど作業して、4万円ほど稼げたと記憶しています。
校正でどんな失敗をしたの?

それでは今から私が過去に犯した失敗についてご紹介しますね。
みなさん、この文字が読めますか?→「数多ある」
そうです!「数多ある(あまたある)」です。数が多いという意味ですね。
先ほどもご紹介しましたが、校正とは文章の誤字/脱字を探して修正する仕事です。そのため、記事の中に「数多ある」を見つけて、私は「数多くある(かずおおくある)」の脱字で「く」が抜けているんだよね?と思ってしまったんですね。そして、ライターさんに「脱字があったので直しておきましたよ」と連絡をしたところ、「え?数多(あまた)あるですけど?」と返事が来ました…。
さらに「少し難しい言い回しだったので、簡単な表現にしたんですか?誤字・脱字でもないのに、勝手に変更されては困ります!」とお叱りのメッセージもいただきました。ライターさんとの連絡に使用していたのはチャットワーク(ブラウザ上で多人数でチャットできるサービス)だったため、私たちの一連のやり取りを100人のサイト専属ライターさんと10人の校正スタッフさんに見られていました。
私は顔から火が出るほど恥ずかしくなり、そっとパソコンの電源を落としたのでした…。
次の日、失敗からなんとか立ち直った私がチャットワークにログインすると、校正スタッフのリーダーさんと仲の良かったライターさんから個別に励ましのメッセージが届いてました…。
でも失敗はするんです!

在宅ワーカーも人間ですから、どんなに気をつけてもミスしてしまいます。そんなときには、「失敗は成長の糧になる」と前向きにとらえたいですね。普段からしっかりと仕事をしていれば、回りの人がサポートしてくれますし、慰めてくれるはずです。なので、失敗を恐れずにがんばりましょう!
自宅で時間に余裕がある方は、それなりに苦労もあるけれど、お金も稼げる在宅ワークに挑戦してみませんか?
在宅ワークの求人サイトで募集されている仕事には、作業手順説明書を用意しているクライアント(仕事の発注者)も多いので、初心者でも気軽に始められます。
在宅ワークに興味がある方は、本サイトの別ページに「私の実体験」や「実際に私も利用している在宅ワーク求人サイト」の紹介ページもありますので、参考にしてくださいね。