失業中は精神的にも、金銭的にも辛い時期ですよね。肩身も狭くて部屋に閉じこもりがちになって、1日中誰とも会話をしないことも。普段は何もすることがないので、時間が経つのも早いし、就職活動への意欲も次第になくなっていきます。
そんな方にオススメしたいのが「在宅ワーク」です。
今回は就職活動に有利になって、収入も得られる「在宅ワーク」のメリットについてご紹介します。
目次
在宅ワークってなに?

簡単に言ってしまえば「自宅で仕事をすること」です。
在宅ワーク専用の求人サイトがあって、そこで仕事を受注して、自宅で作業を行います。そして、完成した成果物をメールなどで納品します。
自分のペースで仕事ができますし、就職活動の邪魔にならずに収入を得られるのは嬉しいですね。それに特定の業種は都市部に集中しがちですが、インターネット上で「仕事の受注~納品」までが完結しますので、どこに住んでいようと関係ないのもポイントです。
さらにパソコンとインターネットができる環境があれば、初心者でも行える仕事が多く、誰でも気軽に始められるのが魅力です。
在宅ワークのメリット!就職・転職にも有利

失業中に在宅ワークを行っていると、就職・転職にかなり有利なのはご存知でしょうか?主な理由をそれぞれご紹介します。
働いていなかった空白期間をなくせる
失業期間が長くなると、面接で不利になると聞いたことがある方は多いはずです。
なぜなら、面接では履歴書の職歴・経歴欄で働いていなかった期間がすぐに分かってしまうため、失業中の方はブランクがある人間だと判断されてしまいます。さらに、面接官によっては「何かこの人には問題があるのかな?」と決め付けられてしまうことも。
ですが、在宅ワークを行っていると、在宅ワーカーとして働いていた期間を履歴書に書き込めるんです。さらに在宅ワークを行っていると「働くことに前向きな人」とアピールできる上に、希望就職先と自宅で働いている仕事の業種が近いと、経験者として優遇してもらえるのもポイントです。
収入があることで気持ちに余裕ができる
失業中は働いていないために無収入ですね。そんな状態が毎日続くと「毎日お金だけが減っていく…」「昔は生活に不安なんてなかった…」と焦りや不安が募り、気持ちも暗くなりがちです。そんな後ろ向きな気持ちが就職へのモチベーションを下げてしまい、就職活動が上手くいかなくなることも多いのではないでしょうか。
しかし、在宅ワークなら就職活動と並行して働けて、ある程度の収入も確保できるので気持ちに余裕が生まれます。その結果、就職活動や面接時にも余裕のある状態で臨めるので、良い結果が生まれやすくなります。
規則正しい生活を送れる
ハローワークに仕事を探しに行っても、毎日新しい情報が追加されているわけではありません。そのため、ハローワークには普通は2、3日ごとや週1ぐらいのペースで通いますよね。失業中だと肩身が狭いですし、なにも予定がない日は1日中家に閉じこもってる方も多いのではないでしょうか。
自宅でぼーっとしていると「一日ってこんなに早かったの?」と感じますよね。それに、明日も何も予定がないと思うと、寝る時間も遅くなって、生活は不規則になりがちです。
ですが、在宅ワークを行っているとスケジュールを組んで自分のペースで毎日仕事ができるので、規則正しい生活を送ることができます。
在宅ワークだけで生活することも可能
在宅ワークは誰でも気軽に始められる仕事が多いのが特徴ですが、中には専門的な知識が必要な仕事も沢山あります。その分、報酬は高くなり、在宅ワーカーの中には在宅ワークの収入だけで家族を養っている方も多くいます。
私の知り合いにもひとり、失業中の空白期間を埋めるために在宅ワークを始めた女性がいました。その子は初心者でもできるブログライターから始めたのですが、書くことが面白くなってしまい、そのままプロのライターに。今ではひと月に25万円ほど稼いでいます。
在宅ワークにはどんな仕事があるの?
在宅ワークの求人サイトには多くの業種の仕事が募集されています。その中でも今回は初心者でも比較的簡単に始められる仕事に限定してご紹介します。
他にどんな仕事があるのかが気になる方は、実際に在宅ワークの求人サイトで確認してくださいね。
ブログや体験談、レビューの記事を作る「ライター」
依頼主から指定されたお題(芸能ニュースやおすすめ日用品の紹介や旅行などの体験談など)の記事を作成する仕事です。読みやすい文章を作るコツがつかめると、1時間程度で1,000文字程度の記事を作成可能で、手軽な割に自給が1,000円を越えることもあります。
私も文章を書くことが苦手でライター経験ゼロでしたが、今ではスラスラと頭の中から言葉が浮かんできます。
簡単に始められてコツコツ続けられる「データ入力」
紙や画像で渡された文字を文字データに起こす仕事や、発注者から指定された条件に合うサイトをインターネット上で検索して、記載されている情報を提出資料に書き写す仕事です。
色々なサイトに訪問して飽きずに楽しめる「商品リサーチ」
依頼主から指定されたマニュアル(説明書)を元に、ECサイト(Amazonや楽天ショップ、海外のeBayやTmall)に出品されている商品を調査して、条件に合う商品をリストアップしていく仕事です。様々なサイトや商品をチェックしながら仕事ができるので、飽きずに仕事を続けることができます。
在宅ワークの求人サイトって何?

仕事の依頼者と応募者の出会いの”場”を提供するサイトです。
サイト上には仕事の依頼者が投稿した大量の募集が掲載されていて、気に入った仕事があればサイト訪問者(在宅ワーカー)が自由に応募することができます。
また、サイト内では「仕事を受注するまでの手順」や「上手に仕事をこなすためのノウハウ」、「先輩在宅ワーカーの成功体験」が紹介されています。そのため、在宅ワーク初心者でも安心して仕事を始められる環境が整っています。
おすすめの在宅ワークの求人サイト
私が実際に利用しているおすすめの求人サイトをご紹介します。全て会員登録料&入会料が無料の求人サイトです。
(会員登録や入会の際に何らかの料金を要求してくるサイトは、詐欺サイトの可能性があるので注意してください)
以下の説明を読んで気になったサイトがあれば会員登録しましょう。それぞれのサイトで募集されている仕事の種類や特徴が違いますので、できるだけ多くのサイトに登録したほうが在宅ワークのイメージが掴みやすいはずです。
【1位】CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークスも業界大手の在宅ワーク求人サイトです。
「圧倒的な仕事の募集数」と、「使い勝手の良い仕事検索機能」が特徴です。在宅ワーカー同士がコミュニケーションを取れる「おしゃべりルーム」が用意されていて、分からないことを相談できる”場”があるのも心強いです。
長期で在宅ワークをするなら押さえておきたいサイト。
公式サイト:日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
【2位】Bizseek(ビズシーク)


Bizseekは「初心者でも始めやすい仕事」が多く揃ったサイトです。
分かりやすい画面で、初めての利用者のための「仕事を始めるまでの流れが詳しく説明されたご利用ガイド」が用意されている、在宅ワーク初心者に優しいサイトです。実名登録が基本のため、仕事依頼者からの信頼を得られやすく、他サイトよりも良い条件の仕事が得られやすいのも特徴です。
仕事の採用競争率もクラウドワークほど高くないため、ここから在宅ワークをスタートする方も多いサイトです。
公式サイト:信頼できるクラウドソーシングサイト【Bizseek】
【3位】Lancers(ランサーズ)
ランサーズは業界大手のマッチングサイトです。
初心者にも出来るようなものから専門的なものまで、数多くの仕事が募集されています。在宅ワーク初心者でも参加しやすいように、無料会員登録で入力したプロフィールの情報から最適の仕事をアナウンスしてくれます。また、実績を積んでいくと、依頼者から直接お仕事の依頼をされることも。
クラウドワークスと同様に長期で在宅ワークをするなら、このサイトは外せません。
公式サイト:【ランサーズ】日本最大級のお仕事マッチングサイト!
【4位】サグーワークス
10万人以上の在宅ライターが登録している、在宅ライター専用のマッチングサイトです。
サグーワークス(ザクーワークスではない)の一番の売りは、仕事の依頼者が希望する文章を募集するのではなく、在宅ワーカーがまず文章を書いて、それをサグーワークスが買い取って販売するという点です。
何かを伝えるのが好きな人や、ライターを目指したい人にはおすすめのサイトです。
公式サイト:ライティング特化型在宅ワークのサグーワークス
おわりに
いかがだったでしょうか。失業中に在宅ワークに挑戦することで、色々なメリットが得られそうですね。
私も失業していた時期には色々な不安や焦りを抱えていましたが、今では良い思い出になっています。人生には必ず”難しい時期”があるものです。そんな時だからこそ、後ろ向きな気持ちにならずに、何かに挑戦してみてはいかがでしょうか。