基本・基礎知識

在宅ワークって何?今人気がある理由は?

001.基本的な在宅ワーク - eye

現代はインターネット技術の普及により、ネットショッピングやブログの閲覧、動画サイトで映画&ドラマ鑑賞など、一昔前では考えられなかったさまざまな生活の楽しみが生まれました。その恩恵は人々の働き方にも変化を与え、以前は会社で行っていた仕事を自宅で行う「在宅ワーク」という働き方が生まれました。

世の中は不況と言われています。しかし、日本全国の仕事が一同に集る在宅ワークの求人サイトを見ると、そうは思えないほど多数の募集が掲載されています。

そのほかにも注目すべき特徴として、自宅近くに働きたい業種の会社がないために希望の職に就けないという悩みも、在宅ワークには関係ありません。

今回はそんなインターネットの普及の恩恵を強く受けた働き方の「在宅ワーク」についての簡単な説明と、在宅ワーク需要の高まりについてご紹介します。特に専門知識や資格の必要ない仕事も多いので、この機会にぜひ「在宅ワーク」について知ってくださいね。

在宅ワークって何だろう?

001.基本的な在宅ワーク - eye

簡単に言ってしまえば「自宅で仕事をすること」です。

在宅ワーク専用の求人サイトで仕事を受注して、自宅で作業を行い、完成した成果物をメールや専用のサイトを利用して納品します。専用サイトといっても難しいものではなく、説明文を読めば簡単に使いこなせる程度のものです。

最近では、ネットの恩恵と共に「通勤時間が短縮できる」「自分の都合のいい時間に仕事ができる」と、在宅ワークはかなり注目を浴びている働き方です。

在宅ワークの需要の高まり

若年層から40代までの男女にスマートフォンが普及したことにより、パソコンがなくてもブログや動画サイトなどのWebコンテンツを楽しむことができる時代です。それに伴って、営利目的のサイトの製作やサイト内に掲載される文章作成の仕事に対する需要が高まっています。

その結果、インターネットの在宅ワーク求人サイトで、 ネットに関わる多くの仕事が募集されるようになったのです。

在宅ワーク流通金額規模の推移と予測

[矢野経済研究所発表の在宅ワーク市場の流通金額規模推移と予測より]

ちなみに今後も、上図のように在宅ワーク市場の規模は右肩上がりで大きくなると予測されており、今後ますます在宅ワークの需要は大きくなるでしょう。また、日本政府も総務省が中心となって「テレワーク(在宅ワーク)月間」を設けて、国民が在宅で仕事ができるように様々な啓発・支援活動を行っています。

昔とはイメージの違う在宅ワーク

一昔前までは自宅でできる仕事と言えばいわゆる内職で、「手作業で衣類の縫製」や「おもちゃの部品組み立て」などの手作業の仕事が大半でした。作業を終えるのに時間が掛かる上に、時間あたりの単価の安い仕事が多く、「地味で割に合わない仕事」とのイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

ですが、現在はブログやショッピングサイトの記事作成を行うWebライター作業や翻訳、映像編集などの知的で華やかな仕事がほとんどです。

専門知識がないと在宅ワークは無理?

001.基本的な在宅ワーク - 01

それではどんな人が在宅ワーカーとして活躍しているのかを確認してみましょう。

  • 家事や育児のスキマ時間を利用したい主婦
  • 介護や健康上の何らかの理由で長時間家にいる人
  • 会社員として働きながら、副業として在宅ワークに取り組む人
  • 特殊技能を有して所属していた会社から独立した人

「自宅で1人で仕事を受注して、成果物を納品する」と聞くと、「初心者にはハードルが高い…」「何か資格がないと始められない…」と思われがちです。

しかし、在宅ワークは素人でも気軽に始められる仕事が多いのが特徴です。現在は売り手(働き手が自由に選べる)市場なので、在宅ワークは少し頑張れば誰でも仕事が得られるのが大きな魅力です。

次ページからは、実際に「在宅ワークを始める前に知っておきたいこと」についてご紹介します。


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